配筋検査（羽鳥の住宅） 2012.11
先日に藤沢市にある羽鳥の住宅の配筋検査を行いました。
構造設計者の目によって、コンクリートを打設して見えなくなってしまう鉄筋が図面通りに出来ているかをチェックしてもらいます。規則正しく並ぶ細い鉄筋をみるとある種の美しさを感じますよね。この鉄筋を異様に細くしてみたり、巨大にしてみると美術として感じられるようになりそうで、中村竜治さんの作品はそんな事から発想を得ているのかもしれませんね。
この鉄筋、きれいに並んでいる理由はもう一つありまして実は部分的には機械の力が入っています。現場での作業を少しでも減らす為ですが、確かに真夏、真冬の鉄筋作業は本当に大変だと思います。工場で機械が鉄筋と鉄筋の交点を溶接してくれまして、ユニットにして現場に持ち込み組み立てます。とはいえ、連結や細かな作業等はもちろん手作業です。
こうして技術と人の手によって家はゆっくりと出来上がって行きます！
今月末には上棟予定です！
