「建築ジャーナル」という月刊誌を御存知でしょうか?
企業組合建築ジャーナルという会社が発刊する月刊誌でして、取り上げる内容は新聞記事のような骨太の記事が半分を占めています。最近で言えば、山本理顕さんの「EXPO2025 大阪・関西万博」に関しての提言や意見を載せたり、10回連載の最終回を今号で迎えた小島敏郎さんの「神宮外苑前開発計画」に関する意見などが書かれています。内容がこれまた実に政治に踏み込んだ記述が多々有り、ややもすると外力で潰されてしまいそうな感じもするのですが、そこをどーんと載せてしまう潔さにはかっこよささえ感じてしまいます。
そんな雑誌の後半は様々な建築家の特集を載せていまして、今月の11月号は多くて10の設計事務所が掲載されており、その一つに私の事務所である「TKO-M.architects」が8ページ掲載されています。他には、学生の頃にギャラ間で見て衝撃を受けた「象設計集団」、大学の後輩でも有り、私の事務所近くでカフェをやっている「katomonoi」などまさに大ベテランから若手までの建築が掲載されています。
掲載に関しても「レイアウトも、内容も自由」という依頼で戸惑ったのですが、作品企画部の野村さんに協力してもらいつつシンプルに仕上げるようにしました。暑苦しく、長ったらしい文章はわたしの特徴ということでお許しください。
建築は実にたくさんの方のお力添えがあって完成しています。構造や設備設計もそうですし、現場監督や職人の皆様、そして依頼してただいている施主などなど、たくさんの努力の結晶でもあります。重ねて御礼申し上げます。
良い建築設計ができるよう、また建築の文化を広めていけるよう精進しながら活動をしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。

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