「石神井台の住宅」完成! 2013.02
完成と言ってもまだ手直し工事や残工事も一部あるような感じですがほぼ石神井台の住宅が完成しました。
写真にあるように外部に跳ね出すベランダがこの建築の外観的な特徴となっています。デッキ材は隙間があり、下に雨が落ちるようにしてあります。そうすると建ぺい率に練馬区の場合は入らないという特例を利用しているのです。
手摺にあたる部分は1.8メートルあり、メッシュ状になっており、下部にはぐるりとプランターボックスが設置できるようになっております。ここにツタをはわせて緑のカーテンをゆっくりと作って頂き、目隠し代わりになる予定です。
室内はLDKを二階に持ってくる事と中庭を設ける事で豊かな採光を確保しています。大きなワンルームとしてそこに二種類の屋根を掛けることで様々な天井高さを確保しています。更にはリビングの一部をスキップさせた位置にスタディーコーナーを設けています。床高さと天井高さに変化を与える事で大きなワンルームに様々な濃淡を作り出しています。
ツタが生長する姿を楽しみにしております。