藤沢OPAに引き続き本日9月13日に新所沢パルコ・パルコ館3階に「UMI」がオープンしました。
1号店であるビーナスフォート店では畳と鉄で組み合わせた「フライング畳」を中央にドンと浮かして以来、いろいろと試行錯誤してきました。
今回の新所沢パルコでは屏風什器、三重塔什器を新作什器として登場させています。モチーフとして屏風、三重塔を用いてスケールやプロポーションを無視し、要素としてだけ抽出して商品台として展開しています。
また、柱には山本祐司さんに直接和紙の上に「書」を書いていただき貼付けています。更に注目していただきたいのは什器の隅に付けてある金色の飾り金物です。京都の飾り金物（神社仏閣、御神輿などにつける装飾的な彫金のこと）職人の宮村茂史さんに手彫り、金メッキしていただいた本物を使用しております。和紙も機械漉きですが土佐の和紙を使用しており、うみの店舗では偽物は使わないでモチーフは借りるが、本物の質を提供しようと試みています。実際には通り過ぎてしまうと思いますが、細かな部分にも少し目を向けてもらえると僕たちや職人さんの苦労も報われます。尚、施工（家具製作も）はアドワークの皆さんによく頑張っていただきました。
よろしければ足を運んでいただけると嬉しいです。