UMI イオンモール川口キャラ 2007.12
新所沢パルコより2.5ヶ月空いてイオンモール川口キャラ2階に「UMI」が11月23日にオープンしました。
ここでも、ちょっとした細部にこだわりを見せています。
まず行っていただくとわかりますが廊下より見るとちょっと暗いなぁーと感じるかも知れません。照度計で見ても特に暗い訳ではないのですが廊下が明るすぎてその対比で見るとそう感じてしまうという訳です。こうした郊外のファミリー向けショッピングモールの共用廊下はコンビニと同じように明るすぎる傾向にあります。実際に照度計で計測してみると2500ルクス(初期)でした。人間には1000ルクス以上明るさとしてほとんど同じように知覚されるので、すこし明るすぎる傾向です。省エネの観点から見ると「ちょっとやり過ぎだなぁー」と感じました。ショッピングモールにも様々でして、共用廊下部分を700ルクス程度にして店舗を際立たせる演出をしているところもありますので、明るさに注目してデパートなどを比較して見てみるのも面白いかも知れませんね。
さて、店舗の内装ですが、廊下に面するところに銅の雨樋を模したものがルーバーとして並べてあります。本物の銅を使用したいところでしたが、現在は中国の影響で銅の単価が高騰している事もあり、鉄に銅風のメッキが施されています。更にその銅雨樋ルーバーには垂木隠しがジョイント部に使われています。本来の目的とは全く違う場所で使用していますが目の高さで見る事がないので、新鮮に見えるかも知れませんね。
店舗の中に入ると白い床の上に石を置いたような多角形の什器が置かれています。モチーフは・・・・枯山水。そんなちょっと個性的な什器の中を歩きながら店舗の中で気に入った商品を探してもらえると嬉しいです。