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伊豆の国市伝統芸能会館(仮称)のコンペ 2013.04

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 本日から4月29日まで伊豆の国市のアクシスかつらぎにて伊豆の国市が主催して行われた伝統芸能会館(仮称)コンペティションの応募作品の展示が行われています。

全国から260あまりの作品が展示されています。この中に僕の事務所でも応募したA1のプレゼンテーションと巨大な模型が展示されているはずですので、お近くの方は是非見に行ってみて下さい。
通常のコンペは過去の実績が問われます。例えば最近行われた有名なコンペで「新国立競技場」は安藤忠雄さんが審査委員長でしたが、注目すべきはその応募条件です。
応募者の代表者若しくは構成員が次のいずれかの実績を有する者であること。
① 次のいずれかの国際的な建築賞の受賞経験を有する者
1) 高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)
2) プリツカー賞
3) RIBA(王立英国建築家協会)ゴールドメダル
4) AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダル
5) UIA(国際建築家連合)ゴールドメダル
② 収容定員 1.5 万人以上のスタジアム(ラグビー、サッカー又は陸上競技等)の基本設計又は実施設計の実績を有する者
というかんじで、日本では10組もいないのではないかという感じでした。これは極端な例としても通常は過去に同規模の公共施設を三つ以上やった事があるなどの実績がないと応募する事が出来まないことが9割です。
というわけで、僕のような若手にはなかなかチャンスがないのですが、今回のこの伊豆の国市のコンペは規模が小さいという事もあってか、そういった実績を問われない開かれたコンペでした。
尚、コンペの応募条件やら経緯などはこのページに詳しく書かれております。
一次審査を通過してからまるで卒業制作のような日々を過ごし、様々な人の血と汗と涙が詰まった巨大な模型を作りました。残念ながら二次審査で落ちてしまったので、あの模型ちゃんたちの最後の晴れ舞台になるかもしれません。そして、二次審査に向けて本当に様々な方にご協力をして頂きましたね。ありがとうございます。
次こそ・・・頑張ります!!

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