クリエーションバウマン-デイケアセンター芹の里ー 2014.06
creationbaumann(クリエーションバウマン)という会社がありまして、そこは主にカーテンやブラインドなどを扱うスイスの会社です。今まで見て来たカーテンとかブラインドは何だったんだろうというぐらい素材感、発色の良い色、柄が秀逸で素敵な窓廻りの空間を演出してくれる商品を作り出しています。
三重県津市久居にあるデイケアセンター芹の里のリニューアルの設計を担当したのですが、一部その商品を使わせて頂いているのです。使用箇所は大きなデイルームの中にあるベットが並んでいる空間との間仕切り代わりにクリエーションバウマンのカーテンを使っているのです。
病院は大きな平面の為どうしても暗くなりがちな空間ですし、単色の均一な病院らしい空間になりがちなのを防ぐ為に、発色の良い色と大胆な植物柄のものを採用しました。背景が変わるだけで利用者さんの顔色も明るく見えますし、デイケアに通うのが楽しくなって欲しいという想いでカーテンも含め全体の設計をしています。それがスイスのメーカーサイトに掲載されたようです。
この頁の一番下に「GAZETTE」という冊子があるのですが。その冊子を見開きの二枚目の左上端の2番がその写真です。右下の2番クレジットに小さく世界各地に混じって「TSU-CITY MIE」とあるでしょ!
カーテン一つをどう選ぶかはほんと重要なんです!日本では東京、名古屋、大阪、福岡にショウルームがあるようなので、ぶらりと足を運んでみると今までのカーテンのイメージが変わりますよ。
photo:Hiroshi Tanigawa