池田亮司展 the infinite between 0 and 1 2009.06
もう今週で終わってしまいますが東京都現代美術館で行われている「池田亮司展」をみてきました。
ダムタイプで圧倒的な光や音に感動をさせられたその昔の学生の頃から結構な月日が流れ、久方ぶりに池田さんの空間を体験をしてきました。数字の羅列というとtomatoとか一昔のかっこよさなのですが、そんな時代とか関係なく圧倒的にかっこいいと思いました。デジタルの世界だとか、絶対0の定義だとか、ノイズが美しいだとか意味はいろいろとあるのかと思いますが、単純にただかっこいい。それだけで僕は満足でした。
もちろんインスタレーションのクオリティーはすばらしく、隙がない感じで仕上がっています。その作り込みは意味を超えるものだとあらためて実感します。真っ白もしくは真っ黒に見える絵?も近づくとめちゃくちゃ細かい数字羅列だったりするのですが、みる距離によって僕の目の解像度が違うので多様な見え方でをします。
今後はどんな展開を見せるのか、この路線を突き進むのか、その辺が楽しみです。