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姉歯のダーイングメッセージ 2006.02

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トリノオリンピックが始まり、そろそろ耐震偽装も飽きられているなぁーと感じつつ、でもきっこのブログは欠かさず見てしまう皆さんいかがお過ごしですか?
今回はあの耐震偽装は姉歯のダーイングメッセージだったのではという作り話を。
ダーイングメッセージとは、よく刑事物のドラマや推理小説に出てくるやつで、殺されて犯人が去った後、死ぬ間際に被害者が血とかペンとかで、犯人を伝えるために書き残すメッセージのことです。
偽装というのはやはり巧妙にだましてこそ偽装なわけで、よく見たら分かってしまうものは偽装ではない。今回の構造計算書差し替えもよく見たら分かるでしょってものも多いらしく、これはあえてばれて欲しかったのではないかと勝手に推測するのです。僕が犯人なら相手を殺したときはせめて指紋ぐらいはふき取り、凶器も隠しますよね。それが姉歯の手口は指紋付けまくりだったわけで、すぐに捕まりたいと考えていたとしか考えられないのではないかと思うのです。
建築でもなんでもみんなうそはつきます。嘘の付き方として証拠は残さないのが鉄則です。3000万送ってもその指示を証拠の残りやすいメールでつたえないということは誰でも思いつくことです。
建築業界では確認申請は法規を遵守したようにうそ図面を書いて、実際の図面とはちがうものとしたりすることは実は多くあります。今はやりの東横インがまさしくそれです。
とくに構造部分はできあがってしまえば鉄筋をどれだけ抜いているかなんて全く目に見えないわけで、証拠隠蔽が自然とできてしまいます。また、設計だけを建築家がやり、現場監理はやらないとなると工務店が勝手に図面を変更したりすることもよくあります。たとえば工務店の現場監督が「図面にあるように基礎にこんなに鉄筋いらんでしょ。今までやっている経験からすると多すぎるから何本か抜いちゃお」ってな具合に勝手に変更することは大いにありえます。それが鉄筋量半分ということはなかなかないでしょうが、1割減ということはよくあることと思いますし、かといって構造的に問題あるわけでもないということもあると思います。しかし、肝心なことは鉄筋を減らしたことを証拠に残さないように努力しますよね。調べてすぐ分かるようにしないで、施工用に書いた図面は残す義務がないので捨ててしまえばよいわけです。
そんなように考えると、姉歯はばれて欲しかったのではないかと勝手に思ったりもするわけです。さすがに人間として偽装行為に嫌気がさしていて、そろそろばれてもらわないとすごいやばいマンションやホテルが建ち続けてしまうから、見つけてくれっ–て。だからあえて幼稚な偽装をしていたかもしれないなぁーと。
とはいえ、姉歯がやったことは許されるわけではないし、姉歯も損害賠償請求される側として、すべての財産を没収されるべきだろう。また、刑事事件として刑務所に入って当然ではないかと思う。殺人未遂と、器物損壊(今実際マンションやホテル壊しているよね)、詐欺で。内河健も姉歯も今普通に生活して、焼肉食べたりしているのだろうか?日々資金をスイスに送ったりして隠すのに躍起になっていると思うと許せない。警察は刑事事件として立件し、逮捕する事はできないのだろうか?また、損害賠償の判決を早急に出し、内河を破産させ財産を差し押さえることはできないのであろうか?
また、確認申請をおろした地方自治体はみんな口をそろえて「おいらには責任ない」「制度に限界があり、見つけようがない」なんて開き直っています。そんないいわけ通じたら警察いらんわ!
どれぐらい責任をとるかは難しいと思いますが、必ず落ち度やミスがあるわけで、それを制度のせいにしたりしていいとは全く思いません。愛知県のホテルオーナーの自治体に対する損害賠償請求に対して司法がどんな判断を下すのか見守っていきたいものです。

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