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「カミノ/クマノ」展が終了 2014.11

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三重県立美術館で開催しておりました「カミノ/クマノ」展が先日の11/24日で約二ヶ月の会期を終え、閉幕しました。会場に足をお運び頂いた皆様、この制作に関して色々とご協力をして頂いた皆様、三重県立美術館の皆様、ありがとうございました。様々な方に来て頂くことができて嬉しかったです。
名残惜しいですが、会期終了後の24日.25と両日で全てを撤収してきました。
エントランスロビーを占領していた私たちの空間インスタレーションは6.3m×16.8mあったのですが、それがボランティアさんや三重大生等の協力もあり、あっという間に何も無いエントランスロビーに戻りました。
あの作品がなくなって、少したたずんでいるといろんな現象が変わっている事に気がつきました。まず、響く音が違います。硬い石張り(御影石)の床の為、音の反響が気になったのです。ヒノキチップは柔らかい素材なので、吸音してくれていたのでしょう。また硬い石は音も反射させるので、小さな音でも響くように感じました。そしてロビーの床に座る事が出来なくなりました。ヒノキチップ上であればその上に座ってもよいかなぁーと自然に思ってしまいますが、広い空間の何もよりどころが無い硬い石の床だとそこに座る事が出来ないのです。
そう考えると作品を設置した事でエントランスロビー空間の質は変わっていたのだなぁーと撤収が一気に終わったので感じる事が出来ました。10月末に行われたワークショップもアーティストトークも今回の作品がなければ大きな空間過ぎてあの場を使おうと思わなかった気がします。
このきっかけを頂いた事をバネにミエケンジンカイはより良い活動を続けていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。

通常時のエントランスロビー

撤収中(丸太がなくなった状況)

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