2005 ADC展 2005.07
ADC賞2005を銀座に見に行ってきました。
東京アートディレクターズクラブによって決められるデザイン的に優れた広告を表彰するものです。
良い仕事を見ると少し勇気をもらえるような気がします。
色や形の構成でデザインデザインした仕事から、新しい表現を試みようとするものまでプライドをかけてがんばっている仕事が7/29まで銀座グラフィックギャラリーで見ることができます。
時間があればふらりと寄ってみるとちょっと幸せな気分になれると思います。
改めてHPをみると会員数85名ということで、ちょっと驚きました。名簿を見る限りそうそうたるメンツばかりでした。また、なぜか組織名も「東京」という冠がついていて閉鎖的な雰囲気がするのが残念です。地方はどうすんねんな!!
若手にチャンスを与えたり、地方でがんばっているデザイナーを応援して欲しいと思う一員としては少し寂しい気もしました。
あと、デザイナーはいつもクライアント(施主という呼び方はいつも何とかならないかと思う。ほどこす主ってさすがにすごすぎないかなぁ?ぼくは意図して建て主って言ったりしますけど)と共につくるところがあって、その中でコラボレーションしてモノができあがっていきます。建築も「クライアントと施工業者と建築家」がいて初めてモノとなる。だから建築の賞ではよくその3者に対して表彰状が与えられたりするのですが、広告業界はどうなんでしょうか?
デザイナーって職業はクライアントと実際に手を動かして作ってくれる人いてはじめて存在する職業なんですよ。
いつもわがままばかり言う僕ですが、クライアントや職人の皆様感謝しています!