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ギ・モ・ン 2004.10

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ちょっと続きを僕から。
鬼門、裏鬼門には水回りや出入り口が配置することができませんし、その他書いてあることを守ろうとするとなんだかとても住みにくい家になることがあります。そうなるとだれのための建築なのかわからなくなってくるときがほんとあります。この表をクリアするためにすごいお金をかけるのって、ちょっとゲームをクリアする感覚に近くなってしまうときがあります。
よくある話なのですが、住み始めてからイヤなことがあると誰か親戚やご両親などが勝手に家相や風水の人に家の平面図を持って行ったりしますよね。そうすると「・・・・が原因です。トイレと玄関の位置を変更しなさい。すると災いは去ります」というような「お告げ」言われたりすることも多いようです。
住んでいる人がそれをきくと、関係者全員でそういったところに責任を転換しちゃいますよね。僕だってそうです。人間弱い生き物ですから。
「建物の方角が悪い」と一気に問題解決したようにみえますが・・・単に問題をすり替えているだけですよね。方角のせいにしているだけで問題の原因を探ったり、反省したりしなくなってしまったりして本末転倒となってしまいます。
そこで家を建てるプロ、住宅メーカーの営業をしている友人に電話をしてみました。
SハウスのT田氏に質問をしました。「風水・家相とかこだわるお客さんにはどうやって対処をしている?」ってきいたら一問一答のように答えがかえってきました。さすが慣れています。
「まずは、偽プランで家相などを守った間取り図を書いてみせて、如何に住みづらいものかをアピールする。」ほんとにこの家お金かけて建てて住みますか?ってね。
その後「家相も風水も人によって意見が違うから一番ゆるい人を紹介して納得してもらう。」
だいたいこれで大丈夫。それでもこだわる人には、
「家相はわりと「逃げ」がないが、風水はここに黄色い物を置いたらクリアみたいに「逃げ」があるから風水に持っていく」・・・なんだか敵を倒すためにアイテムそろえるゲームみたいですよね。どんどん本質の住みやすさから離れていっている、問題がすり変わっているのが問題ではないでしょうかね。
とはいえ、確かに商売やる場合など不安はたくさんありますし、神頼みしたくなる気持ちは分かります。僕もフリーなので今後を保証されていない気持ちは分からないでもないです。だから、建築家である僕たちは家相を守った案を作るよう考えますが、それでうまくいかないときは冷静にどちらが住みたいのか、何が家を作るときに一番大切かって言うところだけは見失わないようにしたいですね。
「くたばれ!風水・家相」というちょいと強烈なタイトルのサイトがあるので一つの考え方としてよかったら是非のぞいてみてください。
http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Green/4149/

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