お主も悪よのぉー・・いやいやお代官様こそ・・・ 2005.12
まだこの事件は続々と新しいことが出てきて続いていますね。
いわゆる悪役のような顔をしている社長とか、黒幕みたいな人が登場してくるとか、カツラのひょうひょうとした人、過去にさかのぼるともうざくざくといろんな事が・・・もうなんというかネタ満載というか、まるでドラマのような役者達と、新しいことが次々と分かっていくシナリオのようです。なんだか良くできているドラマみたいな事が怖い。責任をなすりつけ合う醜い民間企業の人々を国会でみるという状況もすごい。
ワイドショウでは常に取り上げられる定番となっている理由がこれでよくわかりますね。全ての要素がてんこ盛りなわけです。
結局、僕は何らかのプロジェクトに関わる人間は明確に責任やリスクを感じる瞬間を作るべきだと思います。書類に署名・捺印するのです。もちろんお金を出す施主もそうです。
そこに知らない人や怪しい人がいないかを施主は確認すべきだし、そこで、はんこを押すと言うことはリスクも共有するということです。
確認申請をいくら厳しくしても、抜けようと思えばいくらでも抜けれます。それより、責任を明確にする制度の導入や、建て主に人を選ぶという意識を持ってもらうことではないでしょうか?医者が患者にどんな手術をするかとことん説明するように、建築もそうなっていってかまわないのではないでしょうか?