外が見えること 2005.02
日々二人で働いている事務所は八帖ほどの決して広いとは言えないところなのですが、窓はありがたいことに2つあります。東向きと北向きなんですけどね。で机の真ん前に窓が位置しているのですが、そのサッシのガラスは型ガラスといって光は通すけど向こう側が見えない表面加工が施されたものなんです。よくトイレとかお風呂とか外から見られると困るところに使うガラスですね。でもやっぱりそういうガラスって閉塞感があっていやだなあと常々思っていて、本日、ようやくトーメイガラスに変えました!やっぱり全然ちがう!
別に特筆するような景色が広がっているわけではないですよ(醜悪なマンションがあったりするんで)。単に、空が見えるすばらしさ。天気が分かるすばらしさ。時のうつろいを感じるすばらしさ。・・・だれかも書いてたな。
夕焼けなんて見えると「あっきれいだ・・・」とか、冬場は「日が落ちるの早くなってきたなあ」とか。そんなに特別なことじゃないんです。すごく些細なことだと思うんだけど、こういうの忘れがちなんですよね。特に机の真ん前で常に見ている窓だから精神的にもすごく大事。
当然外からもよく見えるようになっているでしょうね。
でもどっちを優先するのかって、こちらから外が見えることの方が断然大事なんです。ここはトイレじゃないし、お風呂でもないんだから(トイレやお風呂から外が見えるのもすごく素敵です)。
最近はセキュリティに関しても厳しくなっているし、高気密高断熱とか、外との関係をとにかく絶っていくような傾向がありますが、こういう人間の根源的に大事なことって忘れないようにしたいと思います。
そんなわけで、いつも言っていることを身をもって体験しました。
さあこれで仕事がはかどるはずだ(妄想?)。