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地鎮祭「柿生の住宅」 2012.01

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昨年の5月より設計を進めておりました柿生の住宅の地鎮祭が先日行われました。寒い時期ですが青空が広がる快晴の中、しめやかに式を終了する事が出来ました。
地鎮祭というのは「とこしずめのまつり」であり、土地の神様にここを掘ったりする事のお許しをもらいます。以前の地鎮祭の記事はここ
当日はクライアントのご両親やご兄弟も来て頂き、初めて顔を合わせる事が出来ました。
施工者共々顔を会わし、これからの共同作業を確かめ合う感じが僕はとても好きでして、気合いが入る瞬間でもあります。
その地鎮祭には設計事務所として「奉献」とかいた日本酒を二本持参するのが一般的です。なぜ二本なのかはよくわかりませんが、工務店も設計事務所と同様に持参しますし、同席される協力業者さんが居る場合も同様に持参し、神前に何本もお酒が並ぶ事があります。
そして無事に地鎮祭が終わるとそのお酒は神職さんや建築主側さんに渡るのですが、そんな一升瓶のお酒を沢山もらってもどうしていいか分からないという声を建て主さんより聞いた事が以前ありました。確かに、日本酒を日常的に飲まれる方は今は少なくなって来ておりますし、奉献されるお酒はそう高級な物でもありません。また日本酒は賞味期限が割と短く、美味しく飲むには早めに開封する必用があり、保存しながらゆっくり飲めばいいやという訳にも行きません。
というわけで、勝手な解釈で申し訳ないのですが僕はシャンパンを用意させてもらっています。量も一升瓶に比べ少ないですし、保存も割り長いのでよいと思ったのです。神前にシャンパンはないだろうという気持ちもありますが、お祝い事として飲んで頂くには同じなのでよいのではないかと思っております。一応日本酒が好きな方であるとまずいので、事前にお伺いするようにしております。時には日本で作ったシャンパンならまだいいのかな!とか考えたりして日本製のシャンパンを選んだり、お客さんの顔を想像しながら楽しんで選ぶようにしています。
というわけで、着工です。
よい住空間となるように頑張ります!

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