WORK FLOW ワークフロー

具体的な仕事の進め方

• 01お見合い お互いを知るところからスタート

  ご依頼を受けたら初めての顔合わせを行います。建築を建てる過程で共に過ごす時間が長くなりますのでお互いを知ることは非常に重要だと考えております。
  私たちの今までの仕事や設計に対する考え方などを聞いていただいたり、依頼の動機をお伺いしたり、好きな音楽や夢の話をしたりなど雑談をする中でお互いを少しでも理解できる場と捉えています。また金銭的な部分の話も最初にお伝えします。
  建築は建てて終わりではなく、その後何十年というおつきあいとなります。

• 02インタビュー 認識を合わせ、最大限の可能性を探る

  お見合いを通してお互いを少し知っていただいた上で、設計をご依頼いただけるかご判断ください。
  ご依頼いただければ、敷地調査を行い、建築に関わる法規などを確認して建築概要報告書を作成します。
  次に私たちからのインタビューを受けていただきます。「どんな生活がしたいのか？」など抽象的な質問をきっかけに未来を一緒に考え、どうありたいのかを対話を重ね、潜在的要望を探っていきたいと思っています。

• 03提案1 ラフプランを作成、イメージを膨らます

  インタビューの回答と要望などを総合してラフプランを何案か作成いたします。
  このプランは話し合いのたたき台とするためのもので、
  具体的案をお見せしながら建主の具体的要望を探ります。

  

• 04提案2 コンセプト(ストーリー)を作成

  インタビューと提案1を経て、改めてもう一度概要を整理し、建築を作り上げる大きなストーリー(コンセプト)をつくります。予算や敷地条件・構造という要素を入れることでより具体的な図面と模型を作成し、詳細な御提案を行います。

  

• 05基本設計 構造・設備を含め
  より具体的に検討

  御提案したプランや方向性を気に入って頂きましたら、
  いただいた意見を踏まえて修正案を作成します。また、構造・設備設計との調整を行い基本設計を終了いたします。
  ※新築住宅の設計・監理料は下記の通りです。

  建築工事費

  • 10,000万円以下 工事費 ×10%
  • 5,000万円以下 工事費 ×11%
  • 3,000万円以下 工事費 ×12%

  尚、消費税、遠距離の場合には出張費(交通費 +α)、
  構造計算が必要な場合は構造設計料を別途請求させて頂きます。

  

• 06実施設計 詳細図面の作成、申請手続き

  基本設計を元に見積り用の詳細にわたる図面を制作します。
  構造検討を反映させ、素材や寸法、照明・衛生器具を選定して
  すべての情報を図面化します。
  また役所に確認申請手続きを行い建築許可を取得します。

  

• 07見積もり 施工業者を比較検討

  工事見積りを複数の施工業者からとり、金額と内容を比較検討いたします。
  プロの目で見積書の数量や単価などの内容をチェックし、希望金額へと調整を行います。
  同時にふさわしい施工業者であるかも改めて判断します。
  金額と施工業者が決まれば各種法規に合致しているかを審査する確認申請等を行い、確認済証を取得します。

  

• 08着工 工事開始

  工事請負契約を施工業者と結び、工事着工準備を行います。
  近隣挨拶や、地鎮祭をして、いよいよ工事開始です！

  

• 09現場監理 工事の際も細心の注意

  構造設計者による配筋検査や試験体採取による強度確認などで、品質を保ちます。
  また、見えなくなる部分や今行われている工事内容についてわかりやすく説明を行います。
  工事中に起こる様々な問題を施工者と共に解決、詳細図を書きながらよりよい空間へと仕上げていきます。

  

• 10完成 (引き渡し) 品質チェックを経て、引き渡し

  プロの目によって細部までチェックを行い、是正工事を行います。
  建主検査を経て、引き渡し、引越しとあたらしい生活が始まります。
  新築住宅であればご依頼からここまで約1年間必要です。

• 11メンテナンス 引き渡し後も、
  末永くコンサルティング

  引渡後1年間後に施工者と共に訪問し、四季を経験して問題がないかを再度チェックをします。
  その後も節目にお邪魔させていただき、末永く家に関わる専門家としておつきあいさせていただきたいと思っています。